代表挨拶
26歳で縁合って、故郷神戸から札幌に移住し、当社に入社しました。
それまでは音楽作成のアルバイト等をしており、全くこの業界の事は知らなかったのですが、営業の事は創業者から、洋服リフォームの知識はスタッフに教えてもらい、育ててもらいました。
大口の取引先デパートの閉店等の大きな困難もある中で、ニットの技術者の養成や高級婦人服のリフォーム部門の強化等で乗り越えて来ましたが、2012年に創業者が他界しました。
創業者の奥さんが後を引き継いで代表となり、社員一丸で再スタートを切りましたが、アパレル業界全体の不振や、会社運営の負担で体調を崩されたのを機に代表から退かれました。そして入社して20年目の2016年に私が代表を引き継ぐ事となりました。
サイズを直した後で元と同じデザインに戻したり、修復不能と思える様な破損を修理したりする洋服リフォーム、リペアの技術は、高度な技術を要する洋服オーダーよりも、ある意味困難な技術だと思います。
また制服ミニチュアサービス「プチユニ」などの、思い入れのある古い洋服をリメイクして新たに活かしていただける技術も、ご好評をいただいております。
縫製スタッフの高年齢化で縮小が続く洋服リフォーム業界ですが、洋服がある限りこの技術の必要性は変わりません。
私たちの一番の喜びは、ご希望通りの仕上がりにお客様が喜んでいる姿、またサービスに対しての感謝のお言葉です。
私たちの技術を必要としていただけるお客様にお応えするため、これからも社員一同頑張って参ります。
代表取締役社長 山下拓也
