社長の挨拶
1985年2月・・・一年の一番寒いこの時期に、当社はスタッフ3名、中古のミシンの3台の、
狭い北向きの日の当たらない6畳3間でスタートしました。
バブル全盛が終焉を迎える頃です。
会社を始めるにあたり、次の3つの事を決意しました。
1.年齢制限を設けない。
2.技術向上に邁進し、妥協しない。
3.技術者を大切にする。広く明るい環境で仕事が出来るようにしよう。
当時はアパレル産業がもっとも輝いていた時代でしたが、その中で必要不可欠な「洋服お直し」という仕事は、一般的には家庭の主婦の内職の延長で、二次的なサービスという認識が強く、この高度な技術が正しく評価されているとは、言い難い状況でした。
この誤った認識を変えてみせる!と強く心に誓いスタートしました。
創業当初は百貨店からのお直しが100%を締めていましたが、10年くらい前から百貨店でも売り上げが伸びなくなり、当社ならではの特色を打ち出し一般のお客様を取り込もうと、高度な技術が要求されるニットの補修にも対応できるようにしました。
また、お客様が気軽に訪れて相談しやすい店舗を構え、インターネットでも情報を発信するとともに、サイト上でも問い合わせを受け付けています。
節約志向やエコ意識の高まりもあり、現在では半分以上が一般のお客様からのご依頼です。
また洋服のお直しを普及する「日本リ・ファッション推進委員会」という団体も先月から立ち上がるなど、全国的にも注目が高まってきています。
創業当初の誓い、「お直しという技術への評価」も、ようやく果たされる時が来たと、ますます意気軒昂です。
破損したら新しいものを買う前に、より多くの人にお直しという選択肢にも興味を持ってもらいたいと思っています。
一般的にお直しといえば、クリーニング店を思いつく人が多いと思うのですが、当社ではクリーニング店に自社のノウハウの提供も行っています。
これからもお直しの一層の普及に努め、洋服も新しいものや低価格の大量生産品ばかりではなく、お直しして着るということの価値を高めていきたいと思っています。
それとともに高度な技術を持つ人材は非常に貴重な存在ですから、そういった技術を持つ人材が高く評価される環境もつくっていきたいと考えております。


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